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ごちゃまぜ浮浪録

新人を脱しつつある肥満薬剤師が薬学部生向けに日頃のあれこれを偉そうに語るブログ

第101回薬剤師国家試験がおわった。

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7年の大学生活がようやく幕を下ろしたわけだ。




長かった…。

正直、もっかいやれと言われたら。
今までの学生人生の中で一番勘弁してほしい。



高校卒業した時は、大学は遊べると聞いていた。
もちろん、学部が学部だったから、勉強もするつもりでいた。

6年制薬学部に入学した7年前はうちの大学の国家試験合格率は90%以上あって、

人並みにさえ勉強していれば問題なく国家試験まで行けるだろう、と思ってこの学部に決めたのだ。



で、現実はどうだったかというと。

1年。進級ギリギリ。単位もGPAもボーダーだった。ボーダーを攻める男。響きは格好良いが、要は勉強のサボり癖が既についていただけだ。
同じ時期に入学した奴は250人。


そのうちの50人が留年した。


2年。


俺も留年した。
必須の単位が取れなかった。
数学と英語。どちらか取れば良かったのだが、国立理系コースで高校3年間過ごした俺にとって数ⅢCまでの数学は正直楽だったから、予習復習が面倒な英語を捨てていた。

で、数学で勝負しにいった結果見事におっことしたわけ。

必須科目には追試がない。
他の薬学科目は取っていたのに、まさかの数学で留年…。
実家に帰省して即親に頭を下げたのは言うまでもない。

ただ、この留年のおかげで最終的にはよかったのかもしれない…(理由は後述)




2年の2回目。
1年でまさか留年していた友人と再会。()
この二人のうち一人は結局4回留年して他の学部に編入することになるのだが。

もう一人とは六年まで一緒だった。国家試験の結果は聞いてないが、彼は常に俺と同じくらいの成績(二人して最低限の勉強、平均点レベルの勉強しかしないタイプの人間だった)だったから、おそらく合格点を取ったのだろう。


この年俺が取らなければいけない単位は2単位だったから、火曜日以外毎日ニート生活をしていた気がする。


一応、副業として高校の頃からシナリオライターのバイトというか契約社員的なものをやっていたから、暇だったこの年からばりばり書いていた。


主に、エロゲー
2011年だから、まだゆずソフトとか、whirlpoolとか、ランプオブシュガー、その辺が黎明期だった時だ。
2016年の今、エロゲーはほとんど斜陽産業と化してしまったが。

まあ、ともかくあの頃はえっちなシナリオをたくさん書いていた。
付け加えておくが、上に挙げたメーカーとはほとんど関係がない。


あと、その稼いだ金で免許を取った。


勉強することは嫌いじゃなかったから、学科は割と好きだった。実技は…左折でよく乗り上げた。

もちろんAT限定である。
どうせほとんど乗らないし、わざわざ高い金と非効率なMTを取りに行くなんて…と、車が好きな人から刺されそうなことを思いながらさくさくと取った。



3年。

巷には、薬学の進級の壁はここから大きくなるらしい。
ぶっちゃけ、12年の授業の半分は文系も取るような講義だ。残りの半分は、物理、化学、生物。
つまり、高校生でもついていける。
適当でも取れるわけだ。

まぁ、俺は落としたわけだが。
あと、後述する国家試験において、ここらで学んでいく物理化学生物は、345点中60点分のウエイトがある。

俺はこの60点でたいそう苦労したから、基礎科目だからといってあまりサボると6年で苦しむぞ。


で、この3年から本格的に薬理や薬剤、衛生、法規といった、薬剤師に必要な科目が始まる。


今となってはGタンパクから受容体を推察して症状や治療、適応薬剤を思い浮かべたり、

ある程度の物理の知識があるから薬剤の知識がどういう必要性を持つのかが理解できるが、


はっきり言って高校生に毛が生えた程度の3年生がこの辺を根底から理解するのは無理だと思う。


薬理は覚えゲー


6年になるクラスメートが言っていた。


私覚えるの苦手だから薬理ニガテー。


彼女は下手すると今回の国家試験も危ういかもしれない。

薬の名前と作用機序を覚えゲーにするのは、
ポケモンの名前を見て体重とHABCDSと特性が全部瞬時に分かるくらい、難しい。


ポケモンをずっとやってる人ならそれも可能なのだろうけど、残念ながら薬の数はポケモンよりもはるかに多い。


だから、今まだ2,3年生が見ていたら、薬理を覚えゲー化するのはやめた方が良い。
中には作用が不明な薬剤もあるのだが、、
大半の薬は効果と構造にエビデンスがあって作られている。

それを自分なりに解釈すると、
途端に薬理は楽しくなる。


国家試験では、薬理は基本的に問題と答えが紐ついている。物理化学生物で満点を取るのは至難の技だが、薬理はその気になれば満点を取れる。


ぜひ、得点源にしてほしい。


とまあ、そんな面倒な専門科目が増える3年はとにかく勉強が忙しい。
実習の、レポートもばかにならない。

そして、うちの大学では3年から4年の進級GPAは1.3だった。
これは、全単位における単位得点率が平均1.3ポイントなければ留年。
ということだ。

簡単に言うと、可…1点。 良…2点。 優…3点。
として、専門科目が15科目あったら、

進級には20点必要。だということだ。
15科目中フル単でも、
全部可なら、留年。


このシステム、結構理には叶っている。


なぜなら、可は60点だが、

国家試験は65%


つまり、6割しか取れない学生は大学にはいらない


ということ。



もっとも、あまりにもここで留年するやつが多いから、うちの大学では緩和されたみたいだが。


俺は苦手科目は不可、得意科目で優を取っていくスタイルだったから、


単位さえ満たせば特に苦労はしなかった。



その分勉強はしたが…。



全然、遊べなかったな。



もっぱら、俺の休日は、



ゲーセン。
高校の時から、音ゲーが好きだった。

あと、麻雀。QMA


やるのはポップンと、jubeat。あと弐寺、ドラム。


大学の徒歩5分の所にゲーセンがあったら、


そりゃ遊ぶよな。




今でもよく遊んでいる。
たぶんこのブログでも音ゲーのことはよく書くと思う。





4年。

ここはもう、一つのヤマだ。


何せ、
CBT
OCSE


二つの壁がある。

薬学部、医学部には避けられない壁。


この試験に合格しなければ留年確定なのだ。



CBTはコンピューターを使った知識試験。
OCSEは他大学の先生が監察官をする、実技試験だ。

4年の講義はCBTのため、全科目を踏襲した講義になる。
大学によっては、予備校から対策講義をしてくれるところもある。


言ってしまえば国家試験の簡単バージョンである。



まぁ、

でも、

恐るるに足らない。


学内で上80%に居るのであれば、まず落ちない。
普通に勉強してればな。

大学にもよるが、偏差値45以上のところなら、
追試でもなんでもやって落とさないようにしてくれる。


うちは確か一人落ちてたような気もするが。



とんでもないのび太君でない限りは受かるから。



OCSEは、あり得ないくらい冷たい雰囲気で、ミスれない空気でやるから(正直病院実習なんかよりも、辛かった)実際にやる内容よりもメンタルのが大事かもしれない。


こちらも普通は落ちない。
4年の演習実習で、この対策をしてくれる大学がほとんどだと思うので、ちゃんと受けよう。



ちなみにそのCBTを落ちた奴だが、
4年の単位は取っていただけに、
CBTのためだけに留年することとなった。

彼は俺が3年の時CBT留年をしたので、
6年の時に同じ学年になった。(5年は実務実習で、顔を合わせることはほとんどないからな)

やはりというか、6年でも彼は学内順位が底を這っていて、卒業試験にも不合格だったようだ。


厳しいことを言うが、彼くらいのレベルでなければCBTはまず落ちない。




5年。
待ちに待った実務実習だ。

薬剤師免許を持たない俺達が、

薬局

病院

でそれぞれ3ヶ月ずつ、仕事をしながら勉強させてもらう。


やることはそれぞれ違うし、
場所によっても全然やれることが違う。

指導者も、
実習にあたって講習を受けてくれているところもあれば、
そういったものを受けず、学部生への接し方がまずい薬剤師だっている。

俺の行った病院は、第99回薬剤師国家試験合格組の新人薬剤師が所属していたから、とにかくそういう人から指導を受けることだってある。

実務実習は何が起こるか分からないから、ある意味自分の機転、対応が必要だ。


薬局では、うちの大学の研究室の先輩が管理薬剤師をしていたこともあり、また、うちの大学の教員の同級生が勤めていて、結構、和気あいあいとしたムードで過ごせた。

この実習が始まる1週間前に一時不停止の車に自転車で追突し、肋骨を折って脛椎を痛めた状態で過ごすことにはなったが。


薬局実習はやることが少ない。
学部生でも、1ヶ月も経てばピッキングができるようになり、処方せんで処方意図も分かるようになる。
場所によっては早いうちから服薬指導を担当させてもらえる。
ある程度能動的に行動することで、国家試験の実務対策にもなるだろう。

俺にとっては、楽しい時間だった。


一方、病院は地獄だったな。

まず、遠い。
家から徒歩40分の場所だ。

バスもそれほど通ってない。あと、坂道が酷い。

そんなわけだからモチベーションもやや低かったのだが、この病院、薬剤師が全員女性。そして、時期が悪く俺は一人で実習を受けることになっていた(本来、病院実習は複数人で受けることが多いです)


さらに、実習2日目、この日初顔合わせの女薬剤師Kが、とんでもない奴だった。

学部生を目の敵にし、他人へのコミュニケーションに著しく欠ける。やたら上から目線。(京大卒といっていたからエリート組から来るものなのか)
実は、前にも女子実習生を泣かせた張本人らしい。

とにかく喧嘩売ってんのかってレベルの塩対応で、実習開始5日目にこいつと早くも大喧嘩をした。

ちなみに、実務言語で、初対応のイメージが良いと、その人の行動が良く見える
ことをハロー効果

何をやっても悪く見えることをゴーレム効果
という。

こいつの顔がまさしくゴーレムっぽかったので、俺はいまだに覚えている()



とまぁ、とにかく実習は場所の当たり外れや相性がすごく関係してくる。

とはいえ、学生は完了しなければ進級できない。

俺は途中、心療内科で強迫性心身症およびADHDと診断され、薬を飲みながらなんとか完了させていた。


病院実習の内容そのものはとても有意義だった。
透析外来があり、腎機能がいかに薬剤師にとって密接であるかを学んだし、
一人実習だったから、大量のTPNを毎日担当していた。
経験としては貴重だったと思う。


聞いた話では、病院が忙しすぎて1日中放置される学生も、中には居るようだ。


くれぐれも、コミュニケーション。大事だぞ。



俺はこれから薬剤師になって、もし実習生が来たら、できるだけ優しく接したいと思う。

医師と患者は、医療において上下関係がある。本当は対等でなければならないのだけれど、知識に差があるのだからしかたない。
そして医師主導で行われる医療を、アサーションという。

一般的に、アサーションは医療において負のイメージを持たれている言葉だ。


薬剤師と実習生の間にアサーションが生じると、円滑な実習ができなくなってしまう。

なるべく理解してもらい、有意義にしてもらうには、薬剤師が学生の目線で望むことが、大事なのではないかと思う。



そして6年。

ぶっちゃけ、春先はこの病院実習のADHD後遺症に悩まされ、授業の欠席率がやばかった。

単位こそぎりぎり全部取得したが、6年の単位の点数は、卒業試験に加算される大学が多い。

自分の大学のしおりを見てほしいが、うちの大学の卒業用件は

186単位以上取得
各学年の専門科目が規定数以上取得
必須科目全て終了
卒業論文の合格
卒業試験の合格

だ。
6年で大きく係わるのは、
卒論。卒試。


中には、専門科目で引っ掛かる奴も居るが…
今さらそんなところで引っ掛かってる奴は大体今まで3-4回留年していて、国家試験が危ういような連中だけだ。


卒論は、うちの大学ではおおよそ4年から基礎研究して5年には研究タイトルを決め、6年9月頭に査読完了といった流れだ。

他の大学では6月には査読完了というところもある。

なので、俺は前期試験の終わった夏休み中、ひたすらいろんな論文をひっぺがしてひぃひぃ言いながら論文を書いていた。


プロテアーゼ活性化受容体が抑制されると、PPARγの活性化、ひいては炎症性サイトカインIL-1,6TNF-αが抑制、抗炎症性サイトカインIL-10が増加、アディポネクチンの増加を介してインスリン抵抗性と糖尿病性肥満が改善されるといったやつだ。


もしこの論文タイトルで書きたい酔狂な奴がいたら原論と資料を全部渡すから好きなように使ってくれていい。



これらが全部終わったのが9月頭。


国家試験の勉強らしいものはここから始めた。

ちょうど、卒業試験の中期試験が10月にあったので、国家試験の過去問97-100をベースにした勉強をしたと思う。


まだガリガリしている時期ではなかったが、過去問を解くというよりは過去問を解くのに必要な知識がどれほど必要か、ということを知るためにこの演習は少なくとも9月までに終わらせておくべきだ。

ここから卒業試験のこともあり、勉強時間は言うほど取れない。

俺は学校から配布された過去問解説集があったのでそれを使ったが、
メディセレの過去問解説テキスト

はよく使っている人が多い。




最初の模試は11月。薬ゼミ統一Ⅰ 173点だった。

前期試験の勉強したところが頭に残っているので、物理化学生物衛生はまあまあとれていた。
薬理等は壊滅()

フィブラートの作用機序がでてこないレベルのやばさだった。

上記で言ったが、俺は薬理を覚えゲーで対策していたので、頭から抜けると対応できなかったのだ


とはいえ、この時期の170点台は合格コースだ。
全国平均さえ上回っていれば、まず問題はない

全国平均より下だったら、もう四の五の言ってる場合ではない。さっさと勉強を始めよう。

102回国家試験からは、本格的に相対評価で合格が影響することになる。

平均以上であれば、まず合格するだろうが、


225点取れても平均点が250点であれば、


合格の保証はできないだろう。


速報値だが、第101回国家試験の平均点は250点。おそらく、できてないやつは登録しないから、全体で見て240点から230点といったところだろう。

合格率は75-80%は越えると思っている。


99,100回は60%前半だったので、
102回以降、相対評価で60%に戻してくる可能性が大きい。


本来、留年していなければあの足切り地獄の100回で受けていたはずだが、その点俺は助かった。


メディセレ(12月)は180点。

統一Ⅱは188点。

統一Ⅲは205点


と推移した。

この間、得意の衛生や法規はずっと6割取れていて、実務も55%-60くらい。

薬理は早めに対策したので、早い段階で6割取れるようになった。

薬剤と薬物治療はやや乱高下していたが、勉強を重ねるに従って徐々に点数を伸ばしていた。

必須の点数が中々伸びない

理論の点数が中々伸びない


どちらかの悩みが出るだろうが、

必須は青本の赤文字・黒文字 それと表になっているもの が何を現しているのか を1対1で紐つけよう。化学は法則を覚えること。特に化学の必須は青本の最初の200ページに頻出問題が詰まっている。


最後の統一模試でも物理化学生物の得点率は3割と散々な点数だった俺だが、

物理と生物をとにかく読む。何周も。
化学は、安定性や法則を自分で紐付ける。


これを繰り返すことで本番では
必須14/15
理論19/30

を達成できた。いずれも全国平均よりも上回っている。

物理化学生物が苦手だから捨てる!φ(o・ω・o)ノ⌒@

というのはやめたほうがいい。
足切りが無くなったとはいえ、取らなければならない点数は変わらない。

生物と物理は必須でも、なかなか点数は伸びない。青本のページ700に対して、5点しかないからな。
140ページ完璧に理解して1点しか貰えないのだから、時間はかかる。

が、青本を繰り返し読み込むことで、安定して4-5点取れるようになっていくから、諦めずに読むべし。

化学は、6年間でほとんど単位を取れていない俺。


だから、過去問を解析して、取れるところを取ろうと思った。


事前の戦略としては、

必須…72点以上
うちわけ
物理生物4点 化学3点
その他8割+α

理論…最低52点(50%) 目標は58点(55%)
うちわけ
物理生物4点以上
化学 基礎反応で1点 アルケンまたはアルキンで1点 SN1/2またはE1/2で1点 生薬範囲で1点
最低3点
その他6割

実務…目標は100点


結果的に、必須が易化したため、これ以上の点数が出たわけだが、化学のこの戦略は完璧に当たった。
基礎反応の正誤、塩基性度、共鳴構造式、複素環構造式、反応速度論、生薬の種類

ここだけで、必須5点 理論4点をもぎとった。
苦手科目でこれだけ取れれば万々歳だろう。

もちろんこの戦略は、他の科目で安定して6-7割取れていたから使えたものだが…

もし同じように物理化学生物で伸び悩んでいたら、参考にしてほしい。

この辺は正直、予備校の講義ではコスパが悪い(6時間掛けて理論の基礎反応を教えてくれる)から、自分でやれるなら青本を読んだ方がいい。



理論の点数が伸びない


のは、
問題を細かく読んでいない

問題を切れるだけの細かい知識がない



あるいはその両方、だろう。


薬理を例にあげると


プラバスタチンの作用機序として正しいのはどれか

1.PPARαの抑制
2.リパーゼの活性化
3.トランスポーターの抑制
4.脂肪酸の分解促進
5.HMG-CoA還元酵素の阻害


必須だったら、スタチン=HMGCOAとさえ覚えれば良いから、簡単に5が選べるだろう。


ここで5が選べない6年生が居たらこんなブログさっさと閉じて青本を開こう。


ところが、理論はこれに対して受験生の知らないところや細かい文章を追加してくる。

次の脂質異常症治療薬のうち正しいものを一つ選べ。

1.エゼチミブは小腸トランスポーターを活性化し、食事由来のコレステロール吸収を阻害する。

2.シンバスタチンは主に腎臓で代謝されるHMG-CoA還元酵素阻害薬である。

3.ベザフィブラートは、PPARγを活性化し、血中のトリグリセリド濃度を低下させる。

4.プロブコールはLDLコレステロールと共にHDLコレステロールを低下させるが、脂質の抗酸化作用を持つ。

5.コレスチラミンは陽イオン交換樹脂であり、胆汁酸と結合することによりコレステロールの排泄を促進する。


答えは4なのだが、135を選んだ人は、焦りすぎ。あるいは、細かいところまで覚えておらず、字面で薬理を覚えゲー化しているために間違えている。

2は恐らく薬理としては新傾向問題なので、最後に二択残すなら24が残ってほしい。


ちなみに、1は活性化ではなく阻害。
2のシンバスタチンは肝代謝型で、肝機能が重度低下している人には禁忌となる。
スタチンの多くは腎不全患者に禁忌なものが多いんだが。
プラバスタチンが特に強い腎排泄型。

3はPPARα。PPARγは、糖尿病治療薬のピオグリタゾンの作用点。

5は陰イオン交換樹脂。




どうやったらこんな問題が解けるようになるのかといえば、青本を繰り返し、繰り返し読んで頭に刻み付けていくこと。

読み込みが足りないうちは、PPAR…あれ、αだっけγだっけ? となる。


やってはいけないのは、青本を見て、それを写すようにノートに書いていくこと。

確かに覚えられるのだろうが、それをやっていいのは春先くらいまで。秋過ぎてそんなことをやってても、時間とシャーペンだけが無駄に消費される。

問題を解くのは手ではなく頭なのだから、目で見て、時には口に出したり頭の中で反芻して、勉強を進めていくことをお勧めする。


5周してもどーーーーしても覚えられない所だけ、ノートに書き出していつでも見られるようにしよう。






と、ここまで書いてきて、要は国家試験に受かるには、
過去問ベースの勉強は絶対に必要
青本をとにかく何回も繰り返していくこと(12月までに各本3周、1月からは1-2日に1冊終わらせるペースで、1ヶ月当たり3周。最後の1週間は、自分のできていないところに付箋なりをつけているだろうから、そこを集中的に)
薬ゼミの模試は受けたあとに取っておくこと!←これ一番大事


薬ゼミ模試は予備校が過去問を解析してまだ出ていない範囲や出た範囲を進化させて出している。自分が出来なかった問題は確実に復習して、解けるようになるまでやること。
101回の必須と理論は薬ゼミ模試からかなり出ていた(実践は…)。

上3つさえしっかりやっていれば、恐らく難化するであろう102回以降も受かっていけると思う。


あまつさえ留年していて、簡単だった101回組の俺が言うには説得力も無いだろうけど、俺の上の模試の点数の酷さでも見て、参考にしてくれると嬉しい。



初記事でこんな糞長文読む奴も居ないと思うが、これから薬剤師になって、現場で学んだことやらかしたことを書いていければいいと思う。




それから、国家試験の勉強の合間に2ch見たりTwitterやったりするやつも居るだろうが、その時間の半分を日経メディカルの記事を見ることをおすすめする。
記事は無料で見られるし、四コマなんかも置いてあることがあるから、現場の知識や国家試験対策への時事問題のために見ておくといい。

俺は日経メディカルの記事でシベンゾリンの低血糖と、ダビガトランの腎機能低下患者禁忌の問題を正解したから、あながちバカにできない。