【国家試験】【法規】麻薬取扱者免許の更新期間が変更に
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/201603/546271.html
2016年4月より、麻薬取扱者免許の更新期間が2年から最長3年へと変更になった。
いままでの薬剤師国家試験でも頻出傾向だった、免許の期間の問題。
特に2年と3年がごっちゃになることが多いが…(今度まとめるか。)
これが102回からは最長3年に変更される見込みなので、来年受験生は注意されたし。
多分青本なんかの、既に102回の分は買ってる、買う予定の学生は多いと思うが
反映されてるかどうか分からんのでその点注意した方が良いのかもしれない
101回がそうだったが、法規は比較的勉強時間の割に点数が安定する科目だ。
青本をちょっと数周するだけで細かい数値と例外以外はできるようになると思う。
文字がずらーっと並んでいるさまを見て、法規が嫌い!という友人をたくさん見てきたが…
これほどまでに
計算もいらない
暗記事項は少ない
読むだけでいい
科目は他にないぞ。
薬理と並んで速効性のある科目だ
今の春休みのうちに やっておくのもいいかもしれない
ただし、上記のように結構簡単に法規関連は変わる上に、時事的な問題も出題されやすいので
この辺はかなりホットなので
ニュースに注目しておきたいところ。
前も言ったように日経メディカルを1日1回目を通しておくだけで全然違うので
はやくブックマークしておくように。
一応国試に関連する記事はここで取り扱うつもりだが、
1日に2つ以上は書けないからなー。
それからもうひとつ
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/201603/546242.html
ロキソニンの添付文書が改訂され、重大副作用に腸閉塞が追加された。
まぁ、NSAIDSは消化管粘膜を抑制するので、腸粘膜潰瘍→二次的に狭窄、閉塞
ってのは考えられないことではない。
ただ、ロキソプロフェンがプロドラッグであり、いままでのNSAIDSの通例だった副作用潰瘍が抑えめに表現されてたのが復活しただけだと思う。
が、一般の人には
ロキソニンは便利な鎮痛薬
としかされていないようだったので
今回の記事がまとめアフィブログに掲載されて反響を呼んだようだ。
個人的には、別に副作用が追加されてようが
エビデンスの蓄積した薬であることには変わり無いのだし
普通に使う分には関係ねえと思うけどな
せいぜい、腸閉塞の既往がある患者に長期連用は慎重にすべきかな、ってくらいで
ただこういうのに過敏に反応する方々
所謂サイバーコンドリアという、ネットの加工され主観が紐つけされた情報を鵜呑みにして謎の自己理論を展開する人
ディオバン事件の時にもいたが
ロキソニンってもうつこたらあかんようになったんやろ!腸閉塞になるっていう!
私使ってるからはやく別のやつに変えて!
っていう人
絶対居そう。
不安になる気持ちは分からんでもないけどな。
ちなみに
腸閉塞になったことがある俺。。
昔からIBS(過敏性腸症候群)だった俺は、アステラスが治験の段階からラモセトロンを常用していた。
大学に入ってからは生活が安定し、ストレスが軽減して飲むことは少なくなっていたが
ちょっとした下痢で飲んでいたんだな
そしたらその翌翌日の夜
だんだんと痛みが強くなり、トイレに5時間こもってもなにもでない
普段から良く食うので排便は1日2回以上あるのが常だったんだが、3日間なにも出ず。
4日目にはついに腹部膨満と凄まじい吐き気と収まらない腹痛を訴えて
学校に行った後受診。
まさかの腸閉塞だった。
俺の場合は器質的なものだったので、手術はなく 下剤投与とその後の投薬で治癒。
勝手に薬を飲むとこうなるという典型を身をもって味わった。
ラモセトロンは5HT3ブロッカー。
過敏性腸症候群が主な適応。
国試でも出やすい。
男性は1回5mg
女性は1回2.5mg
1日1回朝食後。