ごちゃまぜ浮浪録

新人を脱しつつある肥満薬剤師が薬学部生向けに日頃のあれこれを偉そうに語るブログ

【薬剤師日誌】生活保護のジレンマ

よう、俺だ。

 

新人薬剤師は、3月末に試験の合格通知を貰ったら、

 

大抵、4月からの就職先で調剤を始めるところが多いだろう

 

 

投薬なんかの、保険薬剤師にならないとできない行為はやってないと思うが……(会社にもよるのか?)

 

 

調剤、いわゆるピッキング業務は保険薬剤師でなくても出来る。

 

だから、処方箋を受け取って、調剤する。ここまでは多くの新卒がやるのだと思う

 

ここから先、監査して投薬、薬歴記入

 

は、少し遅れてやってくる。

 

 

保険薬剤師登録は、薬剤師名簿に登録されなければ、試験に合格したという通知だけでは申請できない。

 

この名簿登録ってやつがくせもので、おおよそ試験合格→申請から2か月以上かかるそうだ。

 

俺は2か月半かかった。

 

で、名簿登録通知が来たら、それでようやっと申請。

 

免許が届くのはそれからまた2か月後くらいらしいが、免許が無くても名簿登録されれば薬剤師としての業務ができることくらい、法規の青本を読み漁った薬学部の学生なら分かるだろう?

 

 

さて、晴れてそんな薬剤師業務に追われている俺だが(つい今週、事務員の人が入院する事態になってしまいただでさえ人手不足気味なのが大変なことになっている。)、

 

 

今日は生活保護について語ろうと思う

 

 

生活保護。大体、揶揄する意味で生保と呼ばれる。

 

 

ちなみに、薬局では処方箋を持ってきただけでコイツは生保だということが誰でも分かる。

 

 

処方箋の左上にある保険番号。

 

 

3割負担の、社会保険国民健康保険を使ってる人なら公費負担ではないので、記載されていないことが多い(この番号は右上に記載される)

 

所謂、公費(税金負担)の使われる番号のことだが、

 

彼らは番号が12・・・・で始まる。

 

 

ちなみにこの番号は、生保以外にも、障害を持っていたり、国から指定された病気で通院する人 などにも固有の2桁の番号がある。

 

 

もっとも、薬局に務めて分かったことだが、12の患者は基本的に傲慢で自分がよければすべてよしって感じで薬局に来るので、処方箋なんか無くても割と分かったりするのだが

 

 

生保に支払われている月額のお金や住宅補助に関してはまぁ、生きるための金だから俺はそこには無関心だけど。

 

医療機関、そして保険の効く処方に関しては彼らは0割負担なのだ

 

 

お年寄りでさえ1割負担なのに、だ。

 

 

お金を払わないのに病気を治してもらえる

 

無限に薬が沸いて出てくる

 

 

そんな環境なら傲慢にもなるわな。

 

 

彼らは、医療費削減の意味合いもあって、基本的にジェネリック医薬品を使わなければいけない、という方針になっている。

 

もちろん、治療上必要だったり、理由があれば先発品が使えるし、薬局によっては普通に先発を出しているところもある

 

 

うちでは、生保の患者がぶっちゃけかなり多い

 

 

故に、ジェネリックに変えていくのだが、彼らの多くは何故か先発品を希望する。

 

まぁ、俺も正直後発品を全部が全部好きなわけじゃない

 

製造販売元のエビデンスは、やっぱり先発品の方が10年分多く集積されているからな。

 

それと、外用薬は成分以外の基材なんかに依存する割合が大きいので、

 

 

湿布、特にモーラステープ(ケトプロフェン)は変な後発品になるとはがれやすかったり逆にめちゃくちゃ剥がれなかったりとかある。

 

だから気持ちは分からんでもない

 

 

しかしお前らは人さまの払った保険料と税金で治療させてもらっているのだ

 

 

一応薬効成分そのものは変わらないのだし、いいじゃないか別に。

 

 

個人的には、生保の医療費、1割負担でいいと思うんだけどな

 

もしくは先発品を希望する場合は差額は自費

 

とかな

 

 

別に人の生きざまに文句を付ける気はないが

 

 

俺の給料から毎月5万も控除してるくせに

 

 

しかも、生活保護の財源は地方自治

 

 

あの憎き住民税が生保の治療費に使われてるかと思うと……

 

 

俺、健康保険ほとんど使わないんだけどね……

 

 

とまぁ、そんな感じなのだ。

 

 

彼らも患者だし、彼らへの投薬は保険で残りの10割が薬局の収入になる

 

 

それには違いない。だから、仕事だし、ちゃんとやることはやる。

 

 

が、想うのだ

 

 

自分の財布と身体を痛めて治療をしに病院へ来る患者(仕事でなかなか来院できないこともあるだろう)と

 

 

身体が仮に痛くなくても受診して薬を貰うのがタダ(しかも働いてないから暇)の患者

 

 

どちらの方が自分の病気に向き合ってくれるのか

 

 

自分の生きがい、職能を発揮できるのはどちらか

 

 

そう考えると……やはり差を感じてしまうのはジレンマなんだろうな

 

 

 

何度も言うが俺は生保が嫌いというわけではない、仕事上厄介な患者が多くて面倒くさいし、上の理由でちょっと訝し気に感じているだけだ

 

 

彼らの生活は実際裕福ではないのだろう 勤労で疲れたりすることもないだろうけど、それでも一般の俺らからは想像もつかない苦悩があったりもするかもしれない

 

 

支給額は、中~高齢者の単身世帯ならおよそ7~8万円だ 住宅補助で5万円ほど別につくけど、これを加味すると手取りは12万くらい。

 

二人暮らしなら11万+住宅

 

夫婦と一人子供で15万+住宅+各種児童手当

 

 

くらいらしい

 

これを見た時に思ったよ

 

 

少なくね?

 

 

だって、手取り13万じゃ暮らせねえもん

 

 

もちろんだからといって増やせとは微塵にも思わんが

 

 

関係ないが、俺の初任給(4月は日割りだったので、満額初任給)は交通費を含めて手取り30万だった。

 

住民税がまだ満額控除されてないので

 

実際の手取りは28万くらいだろうかな

 

 

薬剤師が若いうちは高給の部類というのは理解してるけど、

 

それでも他の職でも正社員なら30半ばには追いつく

 

20~30の若い奴が月に貰える金の半分以下しかもらえない

 

 

それが果たして幸せなのか、と言われると

 

 

甚だ疑問だったりするのだ

 

 

(だからパチスロに手を出すのかもなー)

 

 

俺と、せめて俺に家族が出来るなら

 

 

生保には一切ならないように

 

 

しっかりと働きたいし、そう育てたいね

 

 

あ、でもちゃんと休みの日には遊びに出かけているぞ

 

 

昨日はヤフオクドームでソフトバンクVSロッテの試合も見に行ったしな。

 

 

今日は代休貰ってたから、朝からゲーセンで音ゲーしてきたしな。

 

 

 

やっぱ、働く時は働いて…自分の好きな時に金を使えるのが

 

 

健全な生活だって思うんだよね

 

 

(結婚したら…そんな金も無くなるのかね)

 

 

なんか一生独身でも良いような気さえしてきたが

 

 

タバコも吸わないしパチスロギャンブルも一切やらない、酒は週に缶ビール1~2本、

 

趣味はちょっとしたゲームとプロ野球だけだから

 

 

それくらいのお小遣いはゆるしてクレメンス…

 

 

そんな嫁さんが欲しい。