ごちゃまぜ浮浪録

新人を脱しつつある肥満薬剤師が薬学部生向けに日頃のあれこれを偉そうに語るブログ

【薬剤師日誌】1

よう。



また間が空いてしまったな。



しかし、しかたない…




なんせうちの調剤薬局は総合門前+在宅グループ




連休前で多数の前倒し処方が来ててんやわんや…




激務もいいところだった



2時間で100枚くらい処方せんが飛んできていた気がするぜ



私情だけど思うのが



圧倒的に人手が足りてねえ…



薬剤師の数は充足してきている



というのはまあ分かるが



薬剤師だけでは薬局は回らない



大体レセプトをうちこむ事務員が



どこの薬局にも存在している



場所によっては彼らが調剤の補助(そのものではないゾ。免許無いからな)をしている



ただ


これくらいの密度で処方が来ないと薬局もやっていけないんだろうからな



知っているか?



薬局って実はそれなりの頻度で潰れてるんだぜ



昔はともかく



今は調剤報酬の改訂と薬価差益の減少で



何をしててもお金が入るとは限らない



しかし



単純処方ならともかく慢性長期的に投薬を受けている患者に割く時間が処方ラッシュで減ってしまうのは



職能的にいかがなものかなあとも思うが…。




まだ俺はひよっこだから、そう感じているのかもしれないがね




ただ


この仕事が楽しい



とは思っている



薬剤師になって良かったと



感じはじめてはいるかな



俺は人間性もクズだし


まともな学生生活とはかけ離れた20うん年を過ごしてきたが


そんな自分の性格にまあまあ合っているんではないかと



そう思う

【雑】休みの話

おはよう。



特に書くネタも無かったので1週間空いたな。



地震があったのもあるが。うちは震度5強を2日連続で深夜に食らったのもあって


揺れそのものは家が崩れるとかじゃなかったが



なんせ俺の部屋は箪笥やら大量の段ボールに服ケースと、寝てる俺を攻撃してきそうなものが多い。



さすがに眠りも浅くなったぜ




ところで



この間は薬剤師の就活について書いたが




就活の条件



新卒は気にすることあるのだろうか



中途の人ならかなり重要視してると思うが



6年の春にぱぱっと決めて終わり



で大手に入社した人は



条件面とかどう見てたんだろうな



ちなみに


2015-2016年薬剤師の新卒初任給の平均



年収ベースで400万


少ないところで350


大手調剤なら440が俺の見た中で最大だった



おおよその薬局はボーナスも満額でるので


大体4ヶ月くらい賞与があると考えて



月収25万 +賞与4ヶ月



が平均だろうか?


年俸制なら



月賦30-35万



だと思う



調剤は残業があまり出ないので



基本的には平日9-18


が多いだろう



土日が休診ならほぼこれで完全週休2日



土曜日あるところが多いので



平日9-18
土曜9-13


場所によっては平日どこか半休にして週休2日



あるいは1休付けて週休2.5日



色々あるだろう



ちなみに俺は



2.5日がベストだと思ってる



薬剤師はなったあとも勉強が常だが



ぶっちゃけ土日だけじゃままならないと思う



ましてや勉強会や講習が休みに入ってくるわけだし



収入は人並みで良いけど



休みは欲しいなあ。




とある在宅大手の求人では



幹部候補養成のためのコースがあって



平日は9-18 プラス残業
土曜は9-13 プラス残業

土日は会社の勉強会
ほか、講習も随時



って書いてあったんだけど



こんなの体壊すだろ



現代日本人は働きすぎだ…。



職を全うするのも素敵なことだが



俺は自分のやりたいことをやりつつやるべきことをやりたいから



例えばプロ野球観戦したりさ



マラソンにも出て



あとたまに遊んだり



んで仕事するときには仕事する



社蓄のように40年過ごすよりは



そっちの方が充実してると思うんだよな~



もし子供ができてもっと働きたくなったのなら



そんときゃ転職すればいいんじゃないかね




あと通勤に掛ける時間も仕事の一部だと思ってる



大手だと近隣店舗に異動があったりして



気付いたら通勤に1時間とか



掛かるかもしれないよな



個人薬局ならその心配はないが



俺は30分以内、それも朝夕の満員電車でQOLを下げたくないので自転車で



通えるところに家を選んだ




広々としているぜ



家を見るときに新築も見せてもらったんだが



確かに綺麗だったけど



部屋が3.5畳www



住めるかよwww



布団敷いたら終わりじゃねーか



っていうかそれもはやキッチンとかちょっとでかい風呂場レベル




4.5畳未満は部屋とは認めない




関係ねーけど



調剤室も広い方がいいかな

【薬剤師】薬学部の就活とは

やあ。


もう既に新生活が始まっている人は



そろそろ適応しただろうか?



それとも場所によってはまだ新卒研修中だろうか。



時期的に落ち着いた頃合いだと思うから



今回は特殊な薬学部の就活の話について



大体の大学生は


3年の秋くらいから就活準備に入り


4年の春には本格的に活動、面接


10月に内定


遅い人でも冬から春には、ってところだ



しかし薬学部は5年に実務実習を兼ねているので


大まかな就活スタートは6年の春から



早い人は5,6月にはもう内々定が出てしまう



8月頃には大手チェーン薬局は大多数の内定を決めるらしい



薬学部の就活先の半分は調剤薬局

2割が病院や公務員関連

3割が企業、MRらしい


しかし、薬局や病院は免許が無ければ薬剤師として働けないので


国家試験の合否を持って就活が終わるんだよな



個人的には


薬局 病院の内定に力を尽くして



単位が取れない


国家試験の勉強がおろそかになる



のはもってのほかだと思っている



だから、自分の成績的に余裕が持てるなら

どうぞ春から就活


って感じなんだが



正直な話国家試験が終わるのを待って就活しても悪くはないかなーと思っている



じゃあ早めに就職先決めればいーじゃん!


って思うだろ?



確かに薬剤師の業務はどの薬局でも大して変わらない


せいぜい門前の処方科が異なるくらいだが


複数店舗あるところは異動もあるので


あまり関係ないと思う



ただ、今年の調剤報酬改訂で門前の薬局には厳しいマイナス改訂となった



プラス要素としては


かかりつけ薬剤師の点数


そして在宅の必要化(基本調剤体制加算の要件)




これらの言えることは


地域に密接して患者から必要とされる薬剤師が

点数を稼げるようになった


ということだ


今までのように



大手門前のカウンターにふんぞりかえって


処方箋を右から左に流し


あとは一応服薬管理



なんて時代では もう無いんだな



某掲示板では未だに薬剤師が袋詰め業者だと思っている輩が多いが


ぶっちゃけ 大手チェーンではもうその仕事


調剤補助の人


の仕事なんだ。


薬剤師はそんなことやってない。




要は適当に説明会だけでぱぱっと就職先を選ぶと



30過ぎて40になった頃には



会社にとってそいつは窓際族…



なんてことになってたり。



まあ、女性はそれでもいいと思うけど



ほとんどの人が20後半から30にかけて


結婚、出産、育児



正社員としてフルタイム働くのは厳しい


から、パートタイムになっていく



パート薬剤師ならそれでもいいんじゃないか



逆に



一生薬剤師としてばりばりやりたいなら



俺は就職先くらいしっかり選ぶべきかなと思う




だめな就職先なら辞めても資格は残るのがこの職の救いだけどな




別に難しいことは必要ない



ただ自分が何をしたいか



将来を見据えて何をすれば良いか




条件は二の次



まあ、俺の場合はライフワークも欲しいので



そこの条件は絞ったけど。



で、実際に就活をどうするのか?



大学の説明会で多いのは



マイナビリクナビといった大手就活企業が



ぺーぺーの大学生に色々教えてくれる



企業説明会の紹介や



企業の斡旋など



俺はぶっちゃけ



こういう大手は数をとにかく取れるから



大手チェーンなどの手広い範囲を網羅した場所に行くならありだと思う



特に将来管理、店長、エリアマネージャー


などとキャリアアップを積むなら



大手であればその道路も用意されてるところが多い



中小でも、キャリアアップから独立支援をしてくれるところもある



一方で 薬剤師として現場主義をやりたいなら


病院


または店舗数の少ないチェーン



または個人薬局



一応キャリア積めば社長になれる可能性もあるしな



ただしこういうところは基本的にマイナビリクナビからは紹介を受けるのは難しい




なんせ、募集する学生数が多いから



仮に良い場所があっても競合するんだよね



大手だと新卒100人とか取るけど



個人なら1人


複数店舗でも2-3人がいいとこ



そして一般企業以上に薬局の選考基準はあいまいでばらばら




なので、そういうとこに行きたいなら



大手就活企業はやめるか、もしくは平行するといいかな


在学中なら大手1社 他1社


卒後就活なら 中途採用を唄っているところを2社か3社


登録するといい



俺はマイナビリクナビを登録してたけど



あまりにもマッチングが悪いので途中でさらに2社追加した


エムスリーキャリア(薬キャリ)
https://pcareer.m3.com/sp/


株式会社クラシス(薬ジョブ)
https://yakujob-sp.com


薬キャリは


コンサル本人が言ってたけど


「どうやってうち見つけたんですか?」


っていうくらいマイナー()



まず新卒が登録することは少ないだろう



しかし、登録するとまずマッチングの前に二者面談をしてくれる(場所にもよる)


そして個人の希望を聞いた上で主に中小個人を中心に紹介してくれる


面談の人はそのエリアを担当しているので



紹介してくれる会社とは懇意で内部事情まで知ってることも多いらしい



あと面接の時に同行して



聞きにくいところの質問などをしてくれるから



条件面でも安心かな



ただし、時間をかけるので



すぐに就職したい!って人には不向き


俺は登録から最終内定までここで18日間かかった。


毎日のように面接や面談をしてこれなので


ゆっくりやると1ヶ月近くかかる可能性はある







薬ジョブは 大手コンサルと薬キャリの間くらい



大手から個人まではばひろく網羅している



薬剤師の就活としてはナンバー3に上がることも多く



特に中途採用の迅速性に長けている



再就職するにはおすすめかもしれない




もし今の就職先に不満があり


数年後職場を変えたいなら


上のふたつをおすすめしとく




あと関係ないが



俺は将来的に薬剤師の仕事場は薬局から施設や患者宅になると思っている



2050年には高齢者が40%を越えるだろうと言われる


仮にその1割が要介護 要支援になったとして



およそ480万人が在宅訪問を必要とするのだ



その頃の薬剤師が仮に60万人とすると



全員で担当しても一人あたり8人の患者を担当しなくてはいけない


ましてや薬剤師のうち薬局にいるのは何割だろう



在宅が必須の時代はもうそこまできてる



意識高い系だと思うか?




俺は、在宅ができない薬剤師が将来お払い箱になる方が怖い。



薬剤師免許さえもってりゃ安泰



なんて時代はあと20年もすれば終わりだろう



バブル時代に


弁護士


歯科医師


がごっそり増えた時期があったんだよ




今、その二つの平均収入はどうだ?


弁護士は事務所をもって独立しなけりゃ稼げない


しかも司法書士の真似事で食いつないでる



歯科医師は店を持てないとまともに金にならない



どんな資格も供給が増えれば能無しがいらなくなる



そして、昔ながらの薬剤師ほど在宅環境を知らなくなっているから



30代40代の薬剤師は在宅をやりたがらないんだと。



もちろん人にもよるだろうけど




だったら、わいがやってやろうやないか



ってわけですな。



別に日本の将来を憂いて○○であるべき!



なんてこと思っちゃいない



それをやるのは政治家の仕事



それを見て調剤報酬を変えるのが厚労省の仕事




俺はただ食っていきたいだけなんだよね





そんなとこ。

【薬】高コレステロール治療薬に抗体医薬

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/201604/546516.html

コレステロール血症…




字面だけ見ると、



「太ってる奴だけがなるんでしょ?」



「ワタシヤセテルカラカンケイナイ」



みたいな想像をする人は多かろう。



まあ実際、生活習慣が要因の多くを占めるから間違ってはいないのだが。



最近かなしきかな、と思われることは


コレステロール血症



糖尿病



は、贅沢病



と宣う偉そうにふんぞりかえった自称健康体が増えたものだと思う。



ある種正論でもあるが、


ある種絶対的な間違いを犯しているともいえる。



糖尿病にだって1型2型とあるし、


コレステロール血症の中で特に苦しむ患者が多いのは家族性高コレステロール血症だ。



一般的に高コレステロールの発症は、過食および運動不足によって、代謝が遅れて血中にLDLコレステロールが過剰に滞留する状態が長らく続き、


そして血中から過剰なコレステロールを取り込む肝臓の中が飽和してしまい、耐コレステロール能が低下することにある。


各種高コレステロール治療薬は、このコレステロールと吸着して排出したり、肝臓でのコレステロールが合成される段階を止めて血中から肝臓への取り込みを促進させるものなどがある。


しかし、家族性高コレステロール血症は遺伝的にこの取り込みを行う役目を持つLDL受容体が減っていたり機能不全に陥ることで、



一般人と同じように食べていても血中にコレステロールが滞留してしまうということだ。



言ってしまえば1型糖尿病と似ている。




ちなみに、この家族性高コレステロール血症の一番怖いところは、所謂遺伝病として名高い血友病筋ジストロフィーと違い、優性遺伝であるという点だ。



高校生物でやっただろう?


遺伝子の片方をA またはa
もう片方をA'またはa'

とすると(小文字が劣性遺伝子)



劣性遺伝、すなわちホモ型の遺伝をするには

AA' Aa' aA' aa'



の4つの組み合わせのうち、


aa'


しか発症しない。
父親がAA
母親がAa
で、母親が原因遺伝子を持っていたとしても、


子供は必ずAAかAaとなり、発症しないのだ。



もし発症したら浮気の可能性が。



だが、ヘテロ型(優性遺伝)は
上で言う Aa


でも発症してしまうのだ。



人間の常染色体は22対あるから、

ここでの4倍の差が最終的にどれくらいの確率差になるのか分かるだろう。



家族性高コレステロール血症は、認知されてはいないが、そこらへんの人でさえ普通に罹患している可能性が高いのだ。



そしてこの家族性は、一般的な高コレステロール血症の治療が著効しないことが多い。



新発売の


エボロクマブ

アリロクマブ



は、PCSK9を阻害する抗体医薬だ。

このPCSK9は、LDL受容体を分解する酵素であり、


これを阻害することでLDL受容体の減少を抑えることが期待される。



使い方としては、皮下注射で、

2週間または4週間に1回投与。


スタチン無効の患者に適応し、スタチンと併用して投与を行う。




102回国家試験ではまだ出ないと思うが、103回ではアツいかもしれないな。




ちなみに関係ないが、俺は高脂血症だ。
当たり前だよな、太ってるんだから。

ただ、ランニングをやっているから、いわゆる内臓脂肪は少ないんだ。溜まりに溜まった皮下脂肪…トリグリセリドの値が200!



知っているか?内臓脂肪と皮下脂肪の違い。



お腹回りやふとももにつき、見た目がぶよぶよとしているので女性は特に嫌う皮下脂肪。


しかし、なかなか落ちない…。



それはそうだ、皮下脂肪とは、人間にとって最後に利用する貯蔵庫のようなものだからだ



ちょっとやそっと運動したくらいでは貯蔵庫は減らない。


貯蔵庫から切り出す必要があるくらいまで運動を長い期間続ける必要があるんだなー。



とはいえ、この皮下脂肪は健康的にはさほど問題ない。


むしろデメリットばかりではなくメリットもあると言われているくらいだ。


まあ、付きすぎもどうかと思うが




内臓脂肪は、冷蔵庫ってところだ。


血中の糖質が少なくなった時などにも、よく使われる。


ただし、冷蔵庫は生活の糧。



冷蔵庫にむやみやたらにぎゅうぎゅうと色々買えば…



奥にあるものが堆積して腐る。(冷蔵庫あるあるー)


全体を冷やす機能が落ちる(脂肪としての機能が悪化)



最終的には、冷蔵庫のドアがしまらなくなり、圧迫する(臓器不全)



まさにデメリットの宝庫だ



見た目的には、これは臓器の回りにつくので、外からは分からない



世間で言われる、やせ形肥満



とは、この内臓脂肪のことを言っているのだ



一般的な力士は過体重ではあるが、


よく稽古をして運動をしているので、


内臓脂肪は少ないと言うか、正常値の方が多いみたいだ。



内臓脂肪は健康に影響を与えるが、消費しやすいし、運動ですぐ落ちる。



無理なダイエットで内臓脂肪をためこんだみなさん…



たまには冷蔵庫、大掃除したほうがいいかもしれませんぜ。

【薬】かかりつけ薬剤師のハードル、お薬手帳の点数要件

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/201604/546386.html


今年より、かかりつけ薬剤師の調剤報酬が新たに制定された。

もっとも、勤務3年以上が最初の前提であるため、若手薬剤師にはあまり関係のない話だが。


これの説明会が施行3日前の3/29にあったものだから現場はたまらなかったようだ。


要はこれ、字面だけみれば患者に対してかかりつけ薬剤師となる一人の薬剤師を指名して管理してもらうことで、よりいっそう服薬管理のバージョンを上げる
また、薬剤師にも一人一人のハードルを設け、より患者のために研鑽する薬剤師を優遇しようという


建前だけ見れば画期的な施策だと思っていた。




が、その説明会でハードルの高さが露呈する。
算定条件として、


地域の行政機関や医療関係団体等が主催する住民への説明会、相談会、研修会等への参加や講演等の実績に加え、学校薬剤師として委嘱を受け、実際に児童・生徒に対する医薬品の適正使用等の講演等の業務を行っている場合が該当する




要は学校薬剤師などの活動を通して(学校薬剤師であることは必須ではない)、講演や活動などにより地域に参画していること


が必要なのである。
すなわち、薬局の中のみで患者のために様々な努力をしていても、他に時間を割いてこれらの活動をしていなければ算定の対象とはならないのだな。


今後まだ算定用件については変わっていくだろうが、、
薬剤師の負担のみが増えて現実は何も変わらない、ということだけは避けて欲しいもんかね。


あと、お薬手帳


前年度までは持っていくと余計にお金を取られるという算定。
そのおかげでアホなクソアフィに煽動されたサイバーコンドリア共の風評被害がまー酷いこと

一部マスコミは、持っていくと金が取られるから持っていくな!


的なことを仰っていたが


それで重複投与で重症患者が出ても


彼らは何の責任も取らないんだよな。



医療機関は重い責任を背負わなければならないが。


んで、今年からは持っていかない方が



点数が増えることになった



要は薬剤師の薬剤管理に協力してくれる患者を優遇するよってことなんだよな



個人的に



お薬手帳



まあ、若者ならいらないかもだが



眼科に内科に整形外科に循環器内科…


みたいに多科受診するようになると



必須に近いことになりそう。



一番気を付けたいのはやっぱ


循環器内科
糖尿外来


相互作用が致命的になりやすいものな。



あとは整形外科と皮膚科



整形外科では大抵の患者に鎮痛薬が出されるけど
多科受診で重複しやすいんだよな



皮膚科は主に抗菌薬において
CYP阻害薬の影響が出やすい…



お薬手帳はなまじその辺の薬歴なんかよりも簡潔に纏まってるから すげー役に立つと思う。

薬剤師国家試験に合格したら

よう、俺だ




昨日はブログのアクセスがやばいことになっていた



1時間で500アクセスって



よほど暇なのか


心配性が検索してるのやら…




ところで 合格者のやつらはもう免許申請の手筈は整えただろうか



あ、落ちたやつには関係ないから見なくていいぞ



試験に受かるくらいの頭持ってれば



免許申請を忘れる



なんておばかなことはしないと思うが



免許申請に必要な書類は大学等から貰っているだろうからそれを熟読して欲しいが


一般的に必要なものは以下の通り



申請書(+収入印紙3万円、合格通知書の番号)
診断書
登記されていないことの証明書(発行に本人確認書類と300円の収入印紙
戸籍抄本または戸籍謄本

等、他は個別に条件に応じて必要書類を添付する



申請書は申請書だ。
書くだけでいいが、べらぼうに高い収入印紙が必要なので、郵便局で購入すること

なお、収入証紙ではだめだから注意すること

格通知書が来たら申請できるように すぐ揃えておこうな



診断書

これは、精神障害や薬物中毒など
相対的欠格事由に該当しないように証明するもの

難しく思えるが、この診断書を持って近くの診療所または病院に行けば良い

病院によってお金は異なるが でかいところだと1万とか取られる上に待ち時間がくそ長いから


そこらへんの診療所で良いんじゃないの




登記されていないことの証明書


これは各地法務局で取り扱っている

本人が直接赴く場合は本人の住所が確認できる書類をもっていかねばならない

運転免許証や健康保険証は引越に伴い変わっていることがあるので、

住民票の写しと合わせておけば 住所変更してなくても問題ない

ただし、これの申請は法務局の出張所や支店では取り扱っていないようなので
かならず本法務局に行くこと

福岡県なら舞鶴福岡法務局だ



面倒な場合は郵送で申請できる。

その場合は申請書類裏にある事項を読んで欲しい

郵送は東京法務局しか対応していないのでそこに送ること



戸籍謄本または戸籍抄本


これは住んでいるところではなく本籍地に申請する

まあ、国家試験の受験申請の時にもおそらく取り寄せただろうから分かっているだろう


遠方なら郵送申請もできる。



これらを揃えて、保健所に申請することで免許の申請ができる。


薬剤師名簿に登録されるまでにおよそ2ヶ月掛かるらしいので


早めに済ませておかないと、既に就職先が確定してるのならそこで遅れが出るからな~。

第101回薬剤師国家試験合格発表

合格率は76.8%。



前年度より10%以上高くなったが、




まぁこんなもんだろう。


前の記事で書いてたが、ドンピシャだったな。


新卒の合格率は86%。


卒業者を各大学絞ったらしいから


例年通りだったら73-4程度だったのだろうかね



この辺は別ブログの



真の合格率



を出しているところがあるので、そちらで見てみると分かりやすいかもしれない



ただの合格率は高いけど


卒業率50%だったら


その大学の教育力はそんなもん


ってことだもんな




ともあれ

合格した人



おめでとう



合格できなかった人は



今年1年また頑張ることだな



来年は難化するとはいえ


俺が現役6年で勉強を始めたのは10月くらいから



そこに到達するまで既卒は半年アドバンテージがあるんだから


人によっては調剤で働きながら勉強をするから全てを費やせるわけではないと思うが



有利なことには変わり無いんだから



青本の1周くらい 毎月消化していけば良いんじゃないの



現役生は特に23月に伸びると言われるが



既卒は最初の模試(9月)で185くらいが予備校生の平均らしい


これを超えられるようにまずは頑張れ




変わらずこのブログは国試的なこと
実務的なこと


書いていこうと思う



ちなみに


もうすぐ俺の誕生日



ぶっちゃけ



どうでもいい。。